🚙「困った時はおたがいさま」のお出かけサポート、始めました。

これまで、「外出の際にひとりでは不安がある方から付き添ってほしい」というお問い合わせをたくさんいただいていました。

支援活動を行っている「まかせて会員」さんからも、「家事支援をしている方から、買い物に行きたいから連れて行ってほしいと言われている。」「銀行に行く時に付き添ってほしいと言われた。」「お花見に行きたいけど一緒に行ってもらえないかと言われている。」などといった問い合わせをいただいていましたが、これまではお断りしておりました。

御高齢になり、運転が不安で免許証を返納された方もあり、ちょっとした外出にも困っておられる方も多くなりました。

たすけあい高島では、バスや鉄道・タクシーなどの交通機関、福祉有償輸送等を使った外出に、同行させていただく活動は行ってきましたが、費用や時間の面で負担も大きく、ご希望に添えないケースもあり、諦めてしまわれる方も多かったのが実情です。もちろん、地域によっては、自治会や地域のボランティア団体が、スーパーへの買い物タクシーや、サロンの送迎、診療所の送迎等をされているところもあります。

それでも、日常の暮らしの中で、ご自身の都合に合わせて外出するのは難しいと思われる方はどんどん増えていくのではないかと思います。

そこで「困った時はおたがいさま」の気持ちで、もっと、気軽にお手伝いできないかと考え、新たに「お出かけサポート活動」に取り組むことにしました。

🚙お出かけサポートは「付き添い」の活動です。

この活動は、お出かけしたい方に、まかせて会員が「付き添う」活動です。

従来と異なるのは、会員所有の自家用車を使うこともでき、ご自宅から出発し、目的地、帰宅までを付き添う事ができ、より便利で、安心していただけると考えています。

この活動は、お買い物や通院、銀行や郵便局、お墓参りや催事への参加など、公共交通機関では行きにくかったところや経済的に負担が大きく躊躇われていた方のお手伝いを目的にしています。高齢・傷害・疾病などの理由で、「一人で外出が難しい方」が対象です。

ただし、「身体介助が必要な方(車椅子も含む)」には対応していません。そうした方には、福祉有償輸送・福祉タクシーをご利用いただくようお願いします。

この活動は、単なる「送迎」ではありません。外出時に「付き添う」事が利用要件となります。

活動に掛かる費用は、従来のたすけあい高島の活動ルールと同じです。

付き添っている間の時間(ご自宅のお迎えから帰宅まで)の活動費「初めの1時間800円(30分超過ごとに400円)」と、旧町村域の超えた場合の交通費200円、駐車場や有料道路などの実費負担です。車両使用に掛かる費用(燃料代等)はいただきません。

🚙こんな場合にご相談ください。

●定期的に病院の受診があるが、医師の話が、耳が遠くて判りにくい。一緒に聞いて、説明して貰いたい。

●買い物に行きたいけど、どこにどんなものがあるか判らなくて、苦労する。買ったものを持ち帰るのも大変なので、一緒に買い物をしてほしい。

●お墓参りに行きたいけど、花やお供えをもっていくのは大変。一緒に行ってほしい。

●美術展を鑑賞したいのだけど、会場までの行き方が不安。一緒に行ってほしい。

●持病があって、電車やバスに乗ったり、人混みの中にいたりするのはとても辛い。出かける時に付き添ってほしい。

●月に一度、銀行に行きたいけど一人では不安。一緒に行ってほしい。

・・・等々・・・おひとりで用事を済ませたいけれど、外出に不安があるという方は、ぜひ、ご相談ください。

コーディネーターが、ご要望の内容を伺い、たすけあい高島入会手続き活動の詳細なご説明をさせていただきます。

🚙ボランティア(まかせて会員)を募集しています!!

外出サポートのボランティアは、たすけあい高島に、「まかせて会員」としてご入会いただきます。(入会費や年会費はありません)

その上で、「外出サポート活動登録申込」(免許証・自動車保険証コピーなどの必要書類を添付)を提出いただきくことが条件となります。

登録された方には、たすけあい高島から案内する「安全運転講習」を受けていただきます。

困っておられる方は多く、たくさんの方の支援・ボランティアが必要です。

ぜひ、ボランティア(会員)登録をお願いします。

高齢や障害・疾病等の理由で、外出を諦めておられる方々の「社会活動参加」をお手伝いしてください。

外出サポート活動を広げて、地域・町全体のバリアフリーを進めましょう!!

🚙取り組みに当たって

1.道路運送法などの法規制に関して

この取り組みでは、道路運送法78条(自家用自動車による有償運送)及び「国自旅338号・平成30年3月30日 自動車局旅客課長 事務連絡」をもとに、滋賀運輸支局(企画調整課)へ相談しました。

結論として「自家用自動車を使用するとしても、通常の活動費用(たすけあい活動費1時間800円)以上の上乗せがないのであれば、登録申請の必要はない(運輸局の管理外である)。ただし、ガソリン代等の名目で車両使用に掛かる費用を徴収すれば『有償運送』に該当する為、登録申請が必要となる。」との回答を得ました。

また、この活動は「送迎」ではなく、あくまで「付き添う」事が主となる活動ですので、『有償運送には当たらない』ことで確認しています。

2.国自旅338号・平成30年3月30日 自動車局旅客課長 事務連絡に関して

「道路運送法における許可または登録を要しない運送の態様について」と題され、各地方運輸局へ出されたものです。

これは、主として、ボランティア活動における送迎行為を念頭に置きながら、許可または登録が不要な場合の考え方及びこれに該当すると思われるの例を示したものです。(なお、これをもって、平成18年9月事務連絡、平成22年9月1日事務連絡は廃止)

今回の取り組みについては、この中で示された

(4)市町村が公費で負担するなど利用者は対価を負担しておらず、反対給付が特定されない場合など
具体例③
 子供の預かりや家事・身辺援助の提供が中心となるサービスを提供するものであって、運送に対する固有の対価の負担を求めないものである場合は、当該送迎サービスの提供は有償の運送と解さない。

に該当するとの見解も出されており、法令上の問題はないと理解しています。

詳細はこちらでご確認ください⇒道路交通法における許可または登録を要しない運送の様態について

🚙実際に活用されている方の事例

◎事例1:今津町 Kさん
*右足を骨折。ギブス治療で、歩行は松葉杖を使って何とかできるけれど、さすがに車の運転は無理。病院に行くにも大変。近くにバス路線もないし、JRの駅までも遠い。タクシーだと往復1万円以上・・・経済的に大ピンチ。何とか助けてほしい。
⇒通院同行で、往復2時間の付き添いでした。

◎事例2:マキノ町 Aさん
*原因不明の病気で、発作が起きると動けなくなる。JRやバスは発作が起きた時どうしようもなくなるので怖くて乗れません。以前、タクシーを使った事もあるが、発作が起きた時どこまで助けてもらえるか判らなくて、緊張しました。自分のペースで付き添ってもらって、病院に行きたい。できれば、買い物もしたい。
⇒通院先は県外の病院でした。ご様子を伺いながら、ゆっくりと運転。受診後には、スーパーの買い物と薬処方箋の薬を受け取りに薬局まで。合計6時間の付き添いになりました。途中、昼食も共にし、楽しい時間を過ごせました。

◎事例3:今津町 Hさん
*要支援1の認定。ゆっくりと歩行は可能。眼科の受診が必要だが、耳が遠いので、医師の話が聞きとりづらくて判らない。一緒に付き添ってもらって、話を聞いて貰いたい。
⇒自宅から通院先までは10分でした。予約受診ができない病院のため、待合室での待ち時間も長く、結局2時間の付き添いでした。Hさんの言われる通り、医師の話が判りづらい。(先生の声も小さくぼそぼそという感じで、難聴でなくても聞き取りにくかった)ゆっくり二人で話を聞き、治療の進展状況やこれからの薬の使い方などしっかりと聞き取りました。

◎事例4:今津町 Nさん
*要支援2の認定、独居の女性。変形性脊椎症で長時間の歩行は出来なくなって、買い物に不便を感じている。糖尿病などの不安もあり、食べ物の制限も強く、買い物代行の支援では十分満足できるものが買えない。洋服も買いに行きたいので、買い物付き添いをしてほしい。
⇒同じ町内のスーパーの買い回りで2時間付き添い。納得できる品物を自分で選んで買え満足されていました。定期的に、買い物付き添いをすることになりました。

※こんな事例がどんどん生まれています。困りごとがあったら一度ご相談ください。