日野町から視察を受けました!!

7月7日、日野町長寿介護課・企画振興課、社協、教育委員会等で、住民参加型支え合い活動を支援する部署の担当者の皆さんが、たすけあい高島に視察に来られました。

たすけあい高島の事務所(ファミリーサポートセンターと併設)をざっと見学いただいた後、NPO元気な仲間・たすけあい高島の活動について報告させていただきました。

有償ボランティアの仕組み、活動の内容、会員の確保など具体的な内容を報告した後、質疑で意見交流を行いました。

日野町では、町内7地区で、住民参加型の支え合い活動を広げるため、1地区(東桜谷地区)をモデル地区に先行して取り組んできましたが、ほかの地区へ広げるにあたり、現状の課題や克服のために何が必要かを、役場の担当者がチームになって検討するための研修でした。

今回の視察ではより詳細なご質問をいただき、予定時間を1時間超過するほど、幅広く意見降参させていただき、こちらも勉強になりました。

特に、移動支援(たすけあい高島ではお出かけサポートと呼んでいますが・・)については、日野町もニーズが高まっており、町内全体でどのように広げていくかが悩みの種となっているようでした。移動を目的にするのではなく、「付き添う」という事を重点に考える事が重要ではとアドバイスしました。

高齢化が進む中、高齢者自身がいきいきと暮らすために、支援される側だけでなく、支援する側になれる事、その仕組みを住民の中でしっかり話し合っていくことが重要です。行政サイドで仕組みを作るのではなく、住民自身がやれることを話し合い、具体化にあたっては財政的な支援・人的支援を行政サイドで進めるスタンスに立っていくことが重要だとの認識もできました。