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男女共同参画

「男女共同参画社会」とは?
女性も男性も大人も子ども高齢者も障がいのある人すべての人が平等に、自らの生き方を選択し、あらゆる場でその個性と能力の発揮できる社会のことです。
男女共同参画社会と男女平等社会は何が違うのですか?
男女共同参画社会は平等を前提として、個人の個性に基づいて能力を十分に発揮できる社会のことです。
一方、男女平等社会は、男女平等でない状態で単に女性が参加するだけであるという誤解を招かないようにという意味で使っている場合が多いようです。
いずれの場合でも、男女共同参画社会基本法に基づき目指す社会ですので、おおまかには同じ意味です
「男女共同参画」はなぜ必要なのですか?
昨今の経済不況や少子高齢化、男女の生活スタイルや価値観の多様化など、現在の私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。
そこで、男女が互いに生活を守りながら社会全体の活力を維持していくためにそれぞれが持つ個性や能力を活かせる社会づくりが求められておりその必要性が高まっています。
仕事をもつ女性が増えることは少子化につながっていませんか?
仕事を持つことで自立する女性が増えて、非婚や晩婚・晩産が進むということが、少子化につながる1つの要素にはなっていますが、少子化はその他にも様々な原因によってもたらされており、そのこと自体が少子化に直結しているとは一概に言えません。
また、子どもを育てていくうえで問題になることとして、経済的な負担や子育てによる精神的・肉体的な負担の大きさから見ると共働き家庭の方が子育てをしやすい環境にあると言えるようです。
日本のよき伝統や文化を無くしていくことはどうなの?
決して今までの伝統や文化を否定するものではありません。
いままでの慣習やしきたりの中で、見直しの必要性を感じるものがあったら、それをあらためる意識を持とうというものです。
女性だけが得をするもの?
『男性にはメリットがない、むしろ生きにくくなる』と誤解していませんか。
性別で行動が制限されたり、過度の期待により不自由を感じているのは男女とも同じです。損得ではなく、お互いを尊重する考え方が大切です。
男は男らしく、女は女らしく?
男らしさ、女らしさを否定するものではありません。人として生き方の選択肢を広げ、個性や能力を充分に発揮できるようにしていこうというものです。
『主婦』でいることはいけないこと?
家事育児に専念する生き方もすばらしい事です。ただ一方で、結婚や出産後も仕事を続けたいと思っていても思うようにならない人もいます。それぞれの生き方を支えていこうというものです。
男性が家事をすれば男女共同参画なの?
家事に限らず、生活するうえでしなければいけない仕事があります。
それを『男の仕事、女の仕事』という役割の壁で仕切っていませんか。その壁を取り払い、大切な相手と協力し支え合って暮らそうというものです。
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