12月14日、近江八幡市からの視察を受けました
街かどケア滋賀ネットの「アドバイザー派遣事業」の一環で、たすけあい高島が、近江八幡市の視察を受けました。
近江八幡市では、「高齢者の活力を地域の活力に!」のテーマで、市役所職員による検討チームが作られ、ヒアリング活動や調査活動に取り組まれています。今後、目標設定・課題分析に取り組み、具体的な政策へ反映されるとのことでした。
今回の視察は、その一環として、たすけあい高島の活動のしくみや実践状況、進めていく上での課題、費用問題などの把握を目的とされていました。
当日は、NPO元気な仲間の谷代表、たすけあい高島事務局、梶田・白井が対応し、たすけあい高島の活動のしくみや現在の活動状況、課題などを報告し、質疑で深めました。
少子高齢化の進行の中で、「元気な高齢者の力を新たな労働力として社会に還元していく必要がある」との認識で、今回の視察を受けたのですが、高齢者の暮らしの困りごと・ニーズの多様化の中で、いわゆる「仕事」として成立させることの難しさ(資格や技術等の問題、法律順守の観点から)や、活動の広がりを支える事務局機能のあり方、費用の問題等率直な意見交換が出来ました。
行政と民間・ボランティアの役割の違い、政策の在り方など、視察を受けたこちらとしても考えることがたくさんありました。