10月24日 生活支援ボランティア講座 修了しました!!
10月24日、高島市委託事業「生活支援ボランティア養成講座」が無事終了しました。
当日、あいにくの雨になりましたが、12名の出席を得て講座を行いました。
第1回と同様、5つの講義を設定しました。
第1講義では、高島市地域包括支援課(斎藤主監)を講師に、「高島の高齢化の実態や介護サービスの現状、その中でボランティアの重要性」を学びました。生産人口(18歳から65歳)の減少の一方で、高齢者人口が増加が進み、2045年には最も厳しい状況になる事、特に、介護人材の不足は著しく、市民ボランティアが介護サービスの担い手として強く求められている事が判りました。
第2講義では、レクレーション介護士の小田由美子先生を講師に、「認知症の理解」をテーマに学びました。認知症とは何か、本人の苦しさと家族の苦しさ、それを乗り越えるのは「笑顔」の力だという事を、紙芝居も交えて楽しく学ぶことができました。
第3講義では、保健師の岡本行子先生を講師に、「高齢者によく起こる事故と病気、その対応」について学びました。介護をする側ではなく、自らの問題として熱心に聞き入る受講者の姿が印象的でした。講義の最後には、救命救急の心得と、胸骨圧迫法による処置を、「ペットボトル」を使って体験しました。
第4講義では、「ボランティアの心得」として、ボランティアとは何か?接遇のスキルや高齢者とのコミュニケ―ションの取り方などを解説。続く第5講義では、たすけあい高島で取り組んでいる総合事業のサービスから事例報告を行い、ボランティアとして知っておきたいポイントを解説しました。
最後に、NPO元気な仲間の谷代表から、受講生へ応援のエールに代えてあいさつをして終了となりました。
今回、受講生は少ないながらも、6月開講時に全課程修了できなかった受講生も出席され、新たに10名の方が「生活支援ボランティア修了証」を手にすることになりました。
今回、全ての講義を修了できなかったには、次年度の受講をご案内しました。