2018年12月12日 / ニュース
12月6日、「高島市働く女性の家」で、たすけあい高島まかせて会員交流会を開催しました。
当日は、会員17名が出席され、交流を深めました。
◎学習「住み慣れた街高島でいきいきと暮らすために」・・事務局・白井
始めに、事務局からの報告を兼ねた学習会として、日本の社会保障制度・介護保険の状況や、介護予防・生活援助総合事業のしくみ、市民ボランティアによる「地域支え合い」の力の重要性について、学習を行ないました。
日本全体が「超高齢社会」を目前にして、高齢者の暮らしを取り巻く状況は厳しさを増していますが、ここ高島市は滋賀県内でも最も高い高齢化率となり、介護サービスの不足が顕著になってきています。
これからさらに、高齢化が進むことは明らかで、行政や介護サービスに依存するのではなく、自助互助・・住民による支え合いが欠かせない事を学びました。また、高齢となっても、できる範囲で「社会参加・社会貢献」する事で「困った時はおたがいさま」の精神でたすけあう事の大切さについても共有することができました。
◎会員交流
学習の後、お茶やコーヒー・ケーキを摘まみながら、自由交流を行いました。
日ごろ、「まかせて会員」さんは、「よろしく会員」さんへの援助活動に尽力され、事務局との連絡や相談はできていますが、会員同士の交流、横のつながりは進んでいないのが実情でした。
自由交流の時間になって、うまくお話が進むのかスタッフとしては不安もありましたが、すぐに会場あちこちで活発に話されるようになり、地域や世代を超えて、活動の中でのご苦労や喜び、悩み等いろんな思いを交流することができました。
会員さんの中には、学生時代の同級生だったり、別のサークルで顔見知りだったりと、たすけあいの中で一緒に活動されているとはご存じなかった方もあり、驚きや喜びの声も聞かれました。
少数の男性会員さんもいらして、車座になって、これまでの活動でご苦労された時のお話や、幅広い依頼に応えるための様々ないろんな工夫のお話などもされていました。定年後、たすけあいの活動を通じて、新しいつながりが出来たり、これまで趣味でやっていた事を活かして人の役に立てることが喜びになったことなども楽しく話されていました。
また、高島市内でも、マキノ地区や朽木地区、高島地区は会員が少なく、今の会員では地域の困りごとに十分に応えられない事も共有でき、会員を増やしていくことも大切だというお話もあちこちで聞かれました。
◎事務局より
今回の交流会を通じて、会員同士の絆づくり・つながりづくりの大切さを改めて確認でき、今後も、会場も移しながら、会員同士のつながりづくりと会員を増やしていく取り組みを計画的に進めていくことになりました。
※会が盛り上がりすぎて、事務局は写真を撮る事も忘れてしまいました。文字だけの報告になり申し訳ありません。